先日、古本屋で이육사 님の
詩集を二冊ほど購入しました。
青ぶどう―イユクサ詩文集『青ぶどう』は伊吹郷氏の翻訳ですが、安宇植氏の邦訳による『李陸史
詩集』(講談社・1999/02/26)というのもあります(↓)。
李陸史詩集詩や小説、文学作品など、原書で読むことができればそれにこしたことはないわけですが、でも、どの言語のものも原書で読むなんてことは無理な話しですよね。だから、邦訳本があることは、とても助かることだと思います。ただ、翻訳されているものは、やっぱり訳者の影響を大なり小なり受けるわけですし訳者の影がちらちらするわけですが、翻訳本は翻訳本とわりきって触れればいいのではと思っています。
上の二冊、日本語訳を比べるなとどいうことをする気は毛頭ないわけですが、伊吹 郷 氏の邦訳本には、特に解説の部分にいつも感心させられます。윤동주 님の
詩集《하늘과 바람과 별과 詩》の邦訳である『空と風と星と詩』(影書房)もそうですが、解説の部分では、訳者がいろいろと調べた資料から始まり、その詩人とゆかりのある方たちの文章などがきちんと提示されています。 また、詩人のご兄弟や友人、親戚の方たちなど、会うことができる人にはきちんと会いに行き、翻訳を行う中で出てきた疑問点なども一つ一つあたり、またその時の様子なども書かれていて、読む人に安心感を与えるように感じられます。 更に、『青ぶどう』の解説では、書誌学的なことにも触れ이육사 님の
詩集として出版されているものが比較的たくさんある中で、どのようなものを底本としたのか、主な版のうち信頼できるもの、語彙など異動のあるものなどの説明にも触れられています。日本語訳を読む以外に、こういう解説も読むことができることに、とても感謝したい気持ちになります。 伊吹 郷氏とは、一体どんな人なんだろう、と思うこの頃です。(ネットで検索してみたのですが、その人なりについてはちょっと見つけられなかったので)
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